目の下のクマ・たるみ治療のPRP療法とはどんな方法?
目の下のたるみ治療“PRP療法”ってどんな方法?
「PRP療法」とは、自分の血液から抽出した、血小板を多く含む多血小板血漿を注入して、目の下のたるみをひきしめる治療法です。PRPとは「Platelet Rich Plasma(多血小板血漿)」のことで、「自己多血小板血漿注入療法」とも呼ばれます。
PRPをしわやたるみを生じている部分に注入すると、成長因子の働きでコラーゲン生成や血管の新生、上皮細胞の成長を促していくため、目の下がへこんだりたるんだりしてクマができてしまっている方や、血行不良から青クマや赤クマを引き起こしてしまっている方の悩みを解決することができます。採血後、遠心分離器等を使用しPRPを生成するのですが、採取した血液の濃縮や遠心分離法はクリニックによって異なるので、事前に確認しておきましょう。
コラーゲンやヒアルロン酸に比べてより自然な効果が期待できるのが特長です。個人差がありますが、注入してから効果を得られるまで1~2ヶ月を要します。
価格相場 |
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注入法やPRPの生成法により異なりますが、20~30万円程度が相場となります。 |
ダウンタイム |
注入後赤みや内出血が出る場合がありますが、赤みは大抵の場合1~2日程度、内出血は5~7日程度で消失します。 |
痛み |
通常、極細の針を使用し冷却して行うので痛みはほとんどありません。 |
効果の持続 |
1回の注入で効果が持続するのは1年程度といわれています。 |
安全性 |
自分の血液を使用するため安全性も高いといわれています。 |
注意点 |
妊婦の方、肝臓疾患をお持ちの方、心臓病・脳梗塞の既往がある方などは治療を受けることができません。 |
メリット |
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デメリット |
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どの治療法も個人差があるのですが、PRP療法は効果を実感するまで1~2ヵ月ほどかかってしまいます。また、長期的に効果を得たい方は定期的にクリニックへ向かう必要があります。
PRP療法は、採った血液を濃縮したり、遠心分離したりするため下記の方は受診することができません。
採血で一回、注入時に一回、注射を使うので痛みは伴います。クリニックによっては注射の痛みを緩和する麻酔クリームを用意しているところもあるので、カウンセリング時に相談してみましょう。
ヒアルロン酸や脂肪の注入はPRPと比較すると、持続期間が半年から1年と短く、 カラダが異物と認識してしまうためアレルギー反応を起こす可能性があります。 FGFに関しても施術部位が過剰に膨らんだり、しこりができてしまったりする恐れがあります。
もし、たるみを真っ先に改善したいのであれば、フェイスリフトやアイリフトといった施術の検討をした方がいい場合もあります。医師とのカウンセリングの際に、相談して判断していくようにしましょう。
下記に、まぶたのたるみの種類をピックアップします。種類別に適した施術法をご紹介していきますので、ご確認ください。
軽度のたるみや薄い皮膚 |
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中度から重度のたるみや厚い皮膚 |
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重度のたるみ |
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加齢による眼瞼下垂 |
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PRPを受けてからもうすぐ1年がたちます。思ったより効果は長持ちで、今でも目元がふっくらしていて若々しさを保っていると思います。腫れがひどかったのは覚えているけど、他にはデメリットが思いつかないほど良い治療法でした。
PRPを入れた後の1ヶ月は正直「入れすぎだろ~」って思っていました。でも徐々に落ち着いていって、今が丁度いいです。最初の3ヶ月くらいは不安定なのは知っておいた方がいいかもです。あと、病院はよく選んだ方がいいです。知人はほとんど効果がなかったようなので。
PRP療法は、リスクを限りなく抑えて目の下たるみを解消したい!という方にはおすすめの施術法です。 ただ、目の下のたるみの施術法は、PRP療法以外にも多数あります。カウンセリング時までに、施術についての知識を頭に入れておくことが医師との合意をスムーズにする助けになります。ですので、ほかの施術法のことについても詳しく知りたい!という方は下部にある、目の下のたるみ整形法辞典 関連ページから各ページの確認をしていただければと思います。