目の下のクマ・たるみ治療の脂肪注入とはどんな方法?
目の下のたるみ治療“脂肪注入”ってどんな方法?
目の下に凹みができてしまい、それがクマの原因になっている方に向いているのが、「脂肪注入」です。
注入する脂肪は自身のもので、目の下のたるみから脂肪を採取する場合もあれば、お腹や太ももなどの脂肪を使用することもあります。脂肪注入後は約3週間で脂肪が定着し、1ヶ月~1ヶ月半で定着できなかった脂肪が吸収され安定していきます。生着率は70%といわれていますが、より生着率を高めるよう、遠心分離機で生きている脂肪細胞だけを分離させ、注入する治療法なども注目を集めています。
脂肪注入のみでなく、脱脂術にプラスして脂肪注入を行うことも多いでしょう。目の下の眼窩脂肪を除去しただけでは医師の腕によっては凸凹な仕上がりになってしまいます。そうならないためにも、脱脂をした後の凹み部分に脂肪を注入するのです。
価格相場 |
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脂肪注入では20万円前後、脱脂術と脂肪注入を一緒に受ける場合は35~45万円程度が相場となります。 |
ダウンタイム |
2~3日程度、ごく軽度の腫れが出やすいです。 |
痛み |
通常麻酔を使用するため、術中の痛みはほぼ感じません。施術後、注入部には2~3日程度、採取部位には1週間程度筋肉痛のような痛みが生じることがあります。 |
効果の持続 |
1~1ヶ月半で吸収され、3ヶ月程度で落ち着きます。一度定着したらその効果は半永久的に続きます。 |
安全性 |
自身の脂肪を注入するため、アレルギーなどの心配はありません。 |
注意点 |
どの部分にどれだけの脂肪を注入するかなど、医師による微量の調整が仕上がりの美しさを大きく左右します。実績の豊富な名医を選ぶようにしましょう。 |
脂肪注入では患者自身の脂肪を注入します。アレルギー反応や副作用のリスクが低く、安全性の高い施術と言えるでしょう。 ヒアルロン酸注入に比べて施術箇所への生着が良いのも、脂肪注入のメリットです。生着するまで違和感や腫れ、多少の痛みを感じることがありますが、1~2ケ月で自然な状態に。効果が持続する期間も長く、1年以上肌のハリが持続します。自然なボリュームに整えられるだけでなく、注入するための脂肪を取った二の腕や太ももの引き締め効果も同時に得られる施術です。
脂肪は注射器で注入するため、大きな傷跡が残らずダウンタイムも少なく済むのが特徴。施術時間の目安は1~2時間で、術後1~2日後にはいつも通りのメイクを行なえます。
ダウンタイムは短いものの、脂肪が施術箇所に生着するまで腫れや痛みが生じます。施術後のケアが重要になるので、アフターケアが充実しているクリニックを選びましょう。
注入する量や注入箇所によっても仕上がりに大きな差が出てきます。万が一納得いかない仕上がりにされてしまっても、修正するには時間と費用がかかることが。クリニック選びや担当医とのカウンセリングを入念に行ない、一度の施術で理想通りの仕上がりを目指しましょう。
ヒアルロン酸も脂肪注入と同じように、目の下のハリを取り戻すために有効な注入治療です。ヒアルロン酸も人の身体に元々存在している成分なので、副作用やアレルギーの心配がありません。
脂肪注入との大きな違いは効果の持続期間です。脂肪注入は1年以上の効果が期待できるものの、ヒアルロン酸注入の持続期間は6~12ヵ月。ヒアルロン酸は施術後少しずつ身体に吸収されていくため、長期間の効果は期待できないのです。
目の下のたるみやクマを改善する施術の中で1部位1~5万円程度で受けられる手軽さから人気を集めているのが、ボトックス注射です。
ボトックスもヒアルロン酸と同じようにしわの改善に使われる注入剤。ボトックスは主に筋肉に作用してしわやたるみを改善します。ただしヒアルロン酸注入と同じく、効果の持続性は今ひとつ。1年間の効果が期待できる脂肪注入に対してボトックス注射の効果は3~6ケ月です。
脂肪注入やヒアルロン酸、ボトックス注入はそれぞれ注入するものが異なる施術で、料金やダウンタイム、持続期間も違います。医師と相談の上、自分に合った施術方法を選びましょう。
脂肪注入は、目の下にあるくぼみや、ハムラ法などによって新たに出来てしまった凹みについた脂肪を、注入する手術です。太ももやお腹から脂肪を採取して、加工した後に、目的の部位に注入します。時間としては30分程度で完了するものであり、比較的短時間のうちに気になる部分が解消します。
クマの解消にも脂肪注入は非常に有効であるとされ、目の下に適度なボリューム感をプラスしたい時に最適な方法です。ただし失敗例として、一度ハムラ法などで取り除いた脂肪を再び注入することによって、見た目が元に戻ってしまう可能性があります。このようなケースでは、再手術が必要となります。
また、脂肪を多めに注入することで、見た目に違和感が出てしまう(明らかに脂肪を入れたと分かってしまう)ケースもみられます。脱脂術を受けた後は余分な脂肪は注入せずに、必要な場所にのみ脂肪注入を行う必要があります。
目の下たるみ治療の一つである脂肪注入がうまくいかない場合、どのように修正を施していくのでしょうか。詳しく確認していきます。脂肪注入は通常、不純物を除去した純度の高い脂肪を利用します。この脂肪は質が高い反面、脂肪の生着率が低いため、目の下の注入には向いていないといった話もあります。
しかし生着率には個人差があり、人によっては脂肪を入れすぎて見た目に違和感が出てしまう場合もあります。このような脂肪注入の失敗については、再度脂肪を取り除く治療が行われます。医師との相談とカウンセリングによって、一度注入した部分をさらにナチュラルに見せるための手術を行います。一度脂肪注入を行ってもまだくぼみや凹みが気になる場合には、脂肪注入を繰り返し行って見た目を均一にしていきます。
思ったよりも腫れや内出血が少なかった!当初は目の下が硬くなっちゃったな~と不安に思っていたけど、2週間くらいで徐々に柔らかくなって、3週間目には自然な目元になっていました。やる前よりも5歳は若返って、目元もぱっちりしたと思います!
脱脂+脂肪注入を受けました。1週間は人に会わずに過ごしていましたが、10日ぶりくらいに会った人から「なんだかキレイになった!」と言われました。鏡を見るのが楽しくて、スキンケアも頑張るようになり、結果的に美意識が高まりました。不安もあったけど、受けて良かったです。
脱脂術に失敗し、脂肪注入を行いましたが、まだ脂肪の量が足りなくて2回目の脂肪注入をしました。脱脂術をしたクリニックで失敗したので、脂肪注入は別のクリニックにしたのですが、ここでも思ったとおりの仕上がりにならなかったので、3軒目のクリニックを利用しました。幸い、技術力の高い良い先生に出会えたので、仕上がりがやっと自然な感じになりました。
目の下のたるみを取る手術で逆に凹んでしまい、脂肪注入を受けました。私の場合は注入量が多すぎて、将来たるんでしまうのでは?と思うくらい目の下がふっくらとしてしまったので、今から少し不安です。でも今のところはまだたるみは出ていませんので、このまま様子を見ようと思っています。脂肪がたるんでしまったらもう一度たるみを取る手術を検討する予定です。