ほうれい線ができる原因のたるみは、顔のむくみや表情筋の衰えからも起こります。これらのたるみ要因を改善するのに有効なのが、リフトアップ効果が望めるフェイスマッサージです。正しいマッサージのやり方を知って、ほうれい線の対策に役立てましょう。
ほうれい線改善のためのマッサージ
ほうれい線を改善させるには、まずその原因であるたるみの改善をおこなう必要があります。この改善に効果的とされているのが、フェイスマッサージです。
マッサージで血行やリンパの流れを良くして、余分な水分や老廃物・皮下脂肪の排出を促し、顔のむくみを改善していきましょう。マッサージをおこなうときは、マッサージ用のクリームを使用するようにしてください。何もつけないでおこなうと、肌に過剰な力が加わってしまい、かえって肌トラブルの元となります。マッサージクリームを手の平に広げて、まずは左右対称に目の周りから頬、口の周り、額の順番で内側から耳に向かって優しく流すようにマッサージします。最後に耳の後ろから首筋を通って鎖骨に流すようになで下ろして終了です。マッサージは水分を押し出すようなイメージでおこないますが、決して力を入れすぎないのがポイントとなります。
ほうれい線に効くツボを知ろう
上記では血流やリンパを流していくマッサージ法をご紹介しましたが、その他にもツボを押すという方法もあります。それが、ほうれい線の改善に効果的と言われる、3つの美容ツボです。
まず一つ目が「巨りょう(こりょう)」。小鼻から外側への水平ラインと、黒目からまっすぐ下へのラインが交わったところにあります。笑顔のツボとも言われ、頬のたるみやむくみを改善するとされています。
二つ目が「地倉(ちそう)」。口角の外側にあるツボで、口角をアップさせて肌のハリやむくみの改善に良いそうです。
最後の三つ目が「下関(げかん)」。耳の付け根からすぐ下の凹んだところで、口を開けると骨が盛り上がる部分にあたります。顔のむくみやたるみ、小顔効果にも有効なツボとされています。ツボ押しは、指の腹の部分で優しく5秒ほど押し、それからゆっくりと離します。
ほうれい線に効果アリな美顔器の選び方
自分の手を使ってマッサージをしていく方法をご紹介してきましたが、それとは別に、家庭用の美顔器を使ったほうれい線対策というのもあります。美顔器の良い点は、自分の手ではおこなうことが難しいケアが手軽に行えるという点です。
ほうれい線の改善には、お肌の乾燥とたるみを改善していく必要があります。この肌ケアにおすすめなのが、「超音波」と「イオン導入」機能のある美顔器です。「超音波」ケアは、1秒間に100万回以上の振動を肌に与えることで、血流やリンパの流れを良くし肌の新陳代謝を高めます。この効果で、表情筋の衰えやたるみの改善、コラーゲンの生成を促しほうれい線を改善していきます。「イオン導入」ケアは、電気の力でお肌の奥にまで有効成分を浸透させることができます。これにより、ほうれい線の原因たるみや乾燥を効果的に改善していくことができます。
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