目の下のたるみ治療・金の糸とは

目の下のたるみ治療・金の糸の気になるポイント

部位や範囲、金の糸の量によってクリニックごとに大きく異なりますが、顔に埋め込む場合は、30～50万円が相場といえます。

金を埋め込む量によって異なりますが、2～3日で腫れが収まることが多いようです。目立つ内出血も10～14日程度で消失します。

手術中は、局所麻酔や静脈麻酔を使用するため痛みを感じることはありません。術後1週間程度は、手術部位を強くこすると痛みが生じますが、日がたつにつれて和らいでいきます。

2～3ヶ月程度で効果を実感し始め、10～15年程は持続効果を感じることができます。効果が鈍化しても、半永久的に肌に良い影響を与え続けてくれるといわれています。

金を用いた治療は古くから行われています。金属アレルギーの方も、14金や18金に含まれる合金がアレルギーの原因だといわれており、純度99.99%の24金ではアレルギーを引き起こすことはありません。

金の糸の美容効果について、科学的に明確な根拠は現在も証明されてはいません。日本美容医療協会も正式な治療法としては薦めていないことを知っておきましょう。

目の下のたるみ治療・金の糸のメリット・デメリット

メリット

• 広い範囲のたるみの改善効果が期待できる

  金の糸の施術範囲は、目の下のたるみや顔全体、首元、鎖骨、手の甲などの部位。幅広い範囲に対応できるのが金の糸の魅力と言えます。年齢の出やすい部分に施術を行うことができるので、アンチエイジング効果を実感できる施術です。

• アンチエイジング効果がある

  金の糸を肌の真皮層に通すと、傷ついてしまった細胞を癒すために細胞が活性化します。肌のツヤはハリを出してくれるコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促してくれるのです。人の生理的反応を利用し、肌の若返り効果が長く続くところが特徴的。

• 効果が持続する時間が長い

  金の糸は施術後10年～15年ほど効果が持続する美容施術です。金は時間が経っても変化することが少ない金属なので、アンチエイジング効果を半永久的に実感できます。

デメリット

• 手術費用が高い

  金の糸の相場は30万円からで、費用の高い手術となっています。さらに、金の糸の挿入範囲や使用する糸の量によって変わることも。手術費用がかさんでしまうことが予想されるので、納得できるまで医師としっかり相談することが大切だと言えます。

• MRIやCTなどの検査が受けられなくなる

  金の糸は、MRIやCT検査の時、白く映ってしまう可能性があり、正確な診断が難しくなることも。金の糸の施術を受ける時には、リスクを十分理解したうえで行うことをおすすめします。

• 失敗してしまうと取り返しがつきにくい

  医師の腕が未熟だったことにより、金の糸が透けて見えてしまうという失敗例があります。金の糸は皮膚の真皮内に格子状に糸を張り巡らせる施術です。挿入した後、金の糸はすべて取り除くことは困難を極めます。施術を受けるのであれば、信頼できるクリニックで行うことが大切と言えるでしょう。

目の下のたるみ治療・金の糸と他の施術の違いは？

金の糸は、顔全体やデコルテ部分のシワやたるみを改善してくれる糸を使った美容施術。顔のシワやたるみを解消するリフトアップ効果が得られ、肌にハリやツヤの出るアンチエイジング効果が期待できます。ただ、金の糸と同じような効果が得られる施術は他にもあるのです。

リードファインリフト

顔のたるみ治療に使われる糸の施術。糸を使って目の下のたるみ・シワなどを改善することができます。体に吸収される糸を使用し、ダウンタイムはありません。

アイリフト

炭酸ガスレーザーを照射して目元のたるみを解消する施術。傷はつけないため、「切らないたるみ取り」として好評です。施術後は腫れが強く出る傾向があるものの、切開法よりダウンタイムは抑えられます。

金の糸よりもリーズナブルで、同じような効果を持つ施術がいくつかあります。金の糸に限らず、1人ひとりにピッタリな施術があるのです。
金の糸の施術を受けたい方も一度、他の施術について詳しく調べてみると、自分自身に最適な施術が見つかるかもしれませんね。