目の下のたるみ治療・ヒアルロン酸注入とは

目の下たるみ治療・ヒアルロン酸注入の気になるポイント

3～10万円程度が相場となります。ヒアルロン酸の種類（品質）や注入法によって大きな差があるようです。

ダウンタイムはほとんどなく、施術直後からメイクも可能です。稀に注入部に内出血が出ることもありますが、1週間ほどで消失します。

通常クリームタイプの麻酔や、ヒアルロン酸自体に麻酔が入っているものを使用するため、注入時の痛みはほぼありません。場合によっては違和感が3～5日続くことがあります。

持続効果は半年～1年間程度。クリニックによっては1年以上効果が続く持続効果の高いヒアルロン酸を使用しているところもあります。

もともと体内に存在する成分なので、アレルギーを起こす心配もほぼなく安全性は高いといわれています。

ほうれい線などのヒアルロン酸注入も一般的になっていますが、実は目の下のヒアルロン酸注入は他の部位とは比較できないほど高度な技術が必要。そのため目の下のヒアルロン酸注入で豊富な実績のある医師を選びましょう。

目の下たるみ治療・ヒアルロン酸注入のメリット・デメリット

メリット

ヒアルロン酸注入のメリットは施術の手軽さです。注射一本で施術が終わり、効果もすぐに現れます。ヒアルロン酸を注入する前に麻酔をかけるので痛みが少ないのも特徴。10分と短い施術時間で終わります。

クリニックでは洗顔後、医師によるカウンセリングを実施。ヒアルロン酸にも種類があるので、皮膚の状態によって種類と注入量が異なります。そのため患者の希望を聞いた上で目の下のたるみ具合を調べて適切な施術法を提案。

ヒアルロン酸はもともと私たちの身体に含まれている成分なので、体内へ注入しても異物と見なされない悪影響が少ない成分です。安全性が高さもメリットのひとつでしょう。

デメリット

ヒアルロン酸注入のデメリットとして「効果が長持ちしない」「定期的にクリニックに通わないといけない」ことのふたつが挙げられます。

身体に害がないので気軽に行なえるヒアルロン酸注入ですが、ヒアルロン酸はゆっくり身体に吸収された後に体外へ排出されてしまうので定期的にクリニックに通って注入しなければ効果を持続できません。また成分の一部が吸収されず、注入カ所で残ってしまうことも。そうなってしまうと皮膚が凸凹に仕上がり、不自然な見た目になりやすいです。

施術時に注入量が多すぎても、不自然に腫れてしまいます。必ずヒアルロン酸注入の経験が豊富な医師に担当してもらいましょう。適切な量を注入しなければ効果を得られないばかりか、腫れが原因で痛みが出る場合もあります。

注入量と施術箇所の判断、施術後のケアを誤ってしまうと内出血がひどくなって、最悪の場合は色素沈着で跡が残ってしまう可能性もあります。手軽にできるヒアルロン酸注入ですが、クリニック選びは慎重に行なうべきです。

目の下たるみ治療・ヒアルロン酸注入と他の施術との違いは？

クリニックによってはヒアルロン酸やコラーゲン以外に身体へ吸収されない物質を目の下に注入してたるみを改善できるところもあるようです。

身体が分解できない物質を注入することで、その効果は持続性の高いものにできますが、何かあったときに身体から取り除くことができるのか、一生身体に残ったままなのか考えると不安に思うのではないでしょうか。施術後の身体のことを考えると、持続性はなくても身体に吸収されていく成分こそ安全性でメリットが大きいのです。

より自然な仕上がりを求めるのであれば、患者自身の血小板を注射するPRP療法もおすすめ。ヒアルロン酸注入に比べると効果が出るまでに一定の期間が必要ですが、成長因子の働きによって細胞レベルで肌の状態を改善できます。