手術に潜むリスクを回避して、失敗のない目の下のたるみ取りを!
多くの方が成功されている目の下のたるみ取り手術ですが、リスクや失敗の可能性はゼロではありません。どのようなリスクがあり、失敗はどうしたら避けることができるのでしょうか?手術を受ける前に必ずチェックしたいポイントを解説します。
目の下のたるみ取り手術で起こりうる失敗とは?
どんな手術も、リスクがゼロの手術はありません。手術を受けるその前に、起こりうる失敗をしっかりと心得ておかなければなりません。
目の下のたるみ取り手術であれば、まず切開する手術の場合、下眼瞼を切開することにより外傷ができてしまい、下眼瞼の外反が発生する恐れがあります。いわゆる、“アッカンベー”状態です。また、人気の施術法である経結膜脱脂術の場合には、一部分から余剰脂肪を過剰に摘出するような不適切な脱脂術を受けてしまうと、皮膚のアンバランスが生じて目の下のシワ、凹みなどが起きてしまいます。
リスクが少ないと思われている注入系の施術でも、たとえば脂肪を注入する際に空気に触れてしまうと、感染症を引き起こす可能性が指摘されています。美容外科で使用される薬剤は身体に安全なものが前提ではありますが、中には体質に合わず、アレルギーや炎症を起こす方もいます。
いずれの場合も医師の経験不足や技術力不足、知識のなさなどからくる失敗であり、医師の腕が優れていること、綿密な診察などがあればほとんどのリスクは避けられるものです。手術を受ける前に担当医の実績を確認し、カウンセリングではメリットだけでなくリスクについても必ず説明してもらうようにしましょう。
眼球が傷つく?顔に傷跡が残る?麻酔の失敗は…??
目の下のたるみ取りで、眼球に傷がつく可能性に恐怖を感じている人もいるかもしれません。しかし、目の下のたるみ取り手術において、眼球に傷がつく危険性はほぼないといわれています。目の下のたるみ取りで主流の脱脂術では、治療部位は一般的に眼球から10mm以上離れた位置を選択しています。意図的でもない限り、眼球に傷がつく恐れはありません。
とはいえ、安全面をおざなりにしているクリニックなどではリスクも否定できないので、カウンセリング時に質問し、手術時の安全面について確認しておくのも良いでしょう。
麻酔時のリスクとしては、麻酔自体の強い痛みと、麻酔を行うことでのアレルギー反応の2点があげられますが、たとえば局所麻酔を行う前に点眼による麻酔等を行う場合は、インフルエンザの予防接種並みの痛みだけで済むとされています。そのほかにも笑気麻酔など、麻酔にもタイプが色々あり、オプションで効果が強めの麻酔を付けることができるクリニックも多いです。
カウンセリング時には、医師から提案された手術ではどんな麻酔を使用するか確認しましょう。痛みに弱い方は、その不安を事前に医師につたえておいた方がいいでしょう。また、麻酔や薬剤によるアレルギーがある方は、カウンセリングの際に必ず相談するようにしましょう。
リスクは手術中だけじゃない!術後のリスクは…??
リスクは手術中だけではありません。術後にもリスクは潜んでいます。
術後には、腫れ、痛み、内出血、目ヤニ、むくみ、着色などのリスクが考えられます。どんなにノーダウンタイムといわれている施術法でも、医師の腕によっては腫れや痛みが続くことも考えられるので、ダウンタイムは事前に考慮しておくべきでしょう。いずれも、2週間~1ヶ月程度かかりますが症状は徐々に治まっていきます。ですが、もしいつまでたっても腫れや痛み、内出血が引かない、むしろ痛みが強くなってきた、頭痛や脱毛などが起こる…と行った場合は、担当医に再度相談しましょう。
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