脂肪溶解注射
“脂肪溶解注射”ってどんな方法？
ピンポイントでたるんだ脂肪を確実に除去
脂肪溶解注射とは、薬剤を直接脂肪細胞に注入し、脂肪を分解、溶かすことでたるんだ部分の脂肪を確実に除去できる施術方法です。注射での注入のため、気になる部分にピンポイントにアプローチできます。切らない手術でありながら、たるんだ部分の脂肪を確実に除去することができるのが強み。頬についた脂肪がたるんでほうれい線ができている方や、ブルドッグのように口角の両端が大きく垂れ下がってしまっている場合にも効果を発揮します。
また、注入するだけの簡単な施術なので、体への負担が少ないのが特徴です。施術時間は約5分～10分で、麻酔を使用すれば痛みもほとんど気にならないでしょう。注入の量や本数にもよりますが、施術当日からメイクも入浴も可能な場合が多いです。切開が必要な大掛かりな手術に抵抗はあるけれど、たるみを改善したいという方におすすめの施術といえます。
脂肪溶解注射に使われる主な薬（フォスファチジルコリン）は世界的に認められた安全性の高い薬剤です。主成分が大豆由来の植物性のものなので、副作用も少なく安心して治療を受けることができます。最近ではよりたるみ改善、小顔効果を意識した薬剤も登場しており、リンパの流れを改善したり、溶かした脂肪にたまった老廃物を輩出したりといったうれしい効果も期待できます。どのような薬剤を使用するのかは、担当医に確認しましょう。
脂肪溶解注射の気になるポイント
- 価格相場
- 1本（原液1cc）で6,000円～10,000円程度です。1か所に対して1本の施術になるので、複数注入する場合はセット料金があるかどうかもチェックしておきましょう。
- ダウンタイム
- 数日から1週間が一般的です。注入した部分に炎症や腫れが起こる場合がありますが、1週間でほぼ治まります。
- 痛み
- 針を刺すときと、薬剤を注入する圧力がかかる際に痛みを伴いますが、我慢できる程度のものです。心配な方は局所麻酔の使用をおすすめします。
- 効果の持続
- 薬剤によって溶解させた脂肪は、基本的に元に戻ることはありません。その後、新たに脂肪がつかない限り、その効果は半永久的に持続します。
- 安全性
- 脂肪溶解注射に使われる薬剤は、世界的に認可を受けた薬剤のため、その安全性は保障されています。
- 注意点
- フォスファチジルコリンを使用しての脂肪融解の場合、薬剤の成分が主に大豆由来のものであるため、大豆アレルギーの方は使用できません。アレルギーではなくても人によってはかゆみや赤みを発症する場合があるので、施術前にパッチテストを受けておきましょう。 施術後、脂肪溶解が進むと、むくみや腫れ、鈍痛が起こる場合があります。患部を冷却したり、処方された痛み止めを服用したりしていれば数日で治まる場合がほとんどですが、長引くようなら担当医に相談しましょう。
脂肪溶解注射の体験者の声
たるみがすっきりして若返った気分です♪
切る手術に抵抗があったので注射での施術を選びました。注入の際の痛みも注射と同じ程度で全く気にならず、腫れや内出血も起こらなかったためよかったです。口元の脂肪が垂れ下がって、老けた印象なのが悩みでしたが、手術後1か月くらいから少しずつたるみの部分の脂肪がすっきりしていくのを実感。その後マッサージも併用しながらケアした結果、4か月経った今では友人にも「若返ったね！」と言われるほどになりました♪
継続した注入で確実な変化が！
脂肪吸引も考えましたが、急激に脂肪が減ると皮膚のたるみにつながるので、ゆるやかに作用する脂肪溶解注射を選択。切る必要がないので、体への負担も少ないことも決め手のひとつです。翌日から患部に筋肉痛のような鈍い痛みがありましたが、1週間程度で治まったのであまり気になりませんでした。その後、月に1回を目安に繰り返し注射を受けていますが、回数を重ねるごとにたるみがすっきりしていくのを実感しています。
