Q.治療後の効果は何年もつの?

数年から半永久的なものまで施術方法によって変わります

口元のたるみ改善手術の場合、切る手術は一般的に効果が持続する期間も長いとされています。筋肉を直接持ち上げるため、仕上がりもきれいで半永久的に効果が持続するものもあります。一方、注入治療や糸を使ったスレッドリフト手術などの切らない治療は、効果の持続期間は短いものが多いです。

口元のたるみ手術の効果ってどのくらい?

口元のたるみ手術の効果については、施術方法によって異なります。
口元のたるみやしぼみの部分にヒアルロン酸やボトックスを注入する施術では、注入した直後は肌にハリが生まれ、見た目もきれいですが、成分が肌に吸収されてしまえばその効果は失われます。
一方、切る手術や切らない場合でも肌の皮下組織に作用する手術の場合は、大きな効果が期待できます。人間の肌は1枚でつながっているため、口元のほうれい線やゴルゴライン、マリオネットラインを改善するためには頬の筋肉からしっかりと引き上げることが必要です。切る手術では骨膜下の表情筋からしっかりと引き上げるため、全体的にリフトアップした自然できれいな仕上がりが期待できます。
手術のリスクが少なく、金額も比較的低価格な施術は手軽に受けることができますが、得られる効果も少なくなります。反対に切る手術などの大掛かりな施術は、得られる効果も大きくなります。

手術後の効果は何年もつの?

注入治療の場合、ヒアルロン酸などの成分が吸収されるまでが効果は持続しますが、その期間は約半年といわれています。
皮膚の中に特殊な糸を入れ肌を表面的に引き上げたり、糸と皮下組織が反応して筋肉を引き締めたりする手術の場合、その持続期間は糸が皮膚に吸収されるまでの約2年間とされています。頬骨あたりからこめかみまで斜めに糸を入れるため、顔全体のたるみ改善が期待できます。
顔まわりを切開して表情筋を持ち上げる手術の場合、たるみの原因である筋肉に直接働きかけることが可能なため、手術直後の状態を10年程度維持することが可能です。手術後数年経過し少しずつ筋肉が衰え、たるみはじめたとしても、切開して除去したたるみの分の効果は一生持続します。そのため、同年代の手術をしていない人の肌と比べてると確実に若々しい肌を保つことが可能です。
数年にわたる効果持続を期待するのであれば、皮下組織から改善を目指す手術が有効といえるでしょう。

長期的効果持続が可能な施術法は?

長期的な効果を目指すには、たるみをより深くから改善する必要があります。顔のたるみは表皮だけではなく、その下の皮下組織や表情筋を覆うSMAS筋膜の衰えから生じるためです。それらの皮下組織に有効なのが、切る手術であるフェイスリフト手術などです。髪の生え際や耳の付け根あたりを切開し、SMAS筋膜を斜め上に引き上げます。これにより表面的なシワだけでなく、深い悩みであるたるみの改善も可能になります。
手術後の状態を約10年間という長期間保てることはもちろんですが、除去したたるみの分の効果は一生持続します。
また、切らない手術でも、特殊な糸を皮膚に入れ込み、リフトアップを図る手術も約2年間効果が持続するといわれています。切開の必要がなく、ダウンタイムも短い手術でありながら、約2年間の効果持続は非常に魅力的です。また、長期的な効果を望む場合、施術の範囲や深さによって効果が持続する期間は変化するので、施術前に担当医に確認しましょう。

短期効果が期待できる施術方法は?

短期的にでも効果を実感したいなら、注入治療がおすすめです。注入治療とは、ヒアルロン酸やボトックスを注入することにより、たるみやしぼみが起こっている部分にボリュームを持たせて目立たなくさせる治療です。特にボトックス注射は筋肉の動きを抑制する働きがあり、口元の筋肉によってできるシワに対して効果的です。ボトックスの効果は数か月~半年程度続くといわれていますが、効果がなくなる頃に再度ボトックスを注入することにより、効果を持続させることも可能です。また、ヒアルロン酸とあわせて注入することで口元のたるみ改善に非常に有効です。
注入治療は施術後の傷の残りもほとんどなく、ダウンタイムも必要としないものが多いです。局所麻酔のテープを張り、針で注入するだけなので、施術自体は20~30分程で終わります。また、当日メイクをしてから帰宅することも可能です。切る手術に比べて、1回の施術にかかる費用も時間も短いため手軽に行うことができます。初めてリフトアップ手術を受けるのであれば、まずは注入治療を検討してみるのが良いでしょう。

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