まぶたのたるみ治療
重瞼線部切開法
まぶたのたるみ治療“重瞼線部切開法”ってどんな方法?
二重のラインに沿って切開し、まぶたの厚みを取る手術
美容整形でたるみを切除する方法として一般的なのが、「重瞼線切開法」。まぶたの脂肪が分厚い方、まぶたが垂れ下がり埋没法が不可能な方に利用される施術法です。
重瞼線切開法とは、二重のラインか、一重の方は二重にしたいラインで切開し、たるんだ余分な皮膚をキレイに取り除く方法。通常切開幅は5~12mmで、「全切開法」とも呼ばれています。眼瞼筋の処理や眼窩脂肪の処理はケースバイケースなので、医師にご相談ください。
全切開する必要がないものの、まぶたの厚みが気になる方には「部分切開法(小切開法)」が適用されることもあります。全切開ほど二重のデザインの幅は広くありませんが、切開部が少ないので傷跡が小さくて済むというメリットがあります。
たるみのせいで眉とまぶたの間にくぼみがある場合でも、この施術を施すことによってくぼみが消え、明るく若々しい目元が叶います。
切開後の傷についてですが、たるみ取りのための手術跡がそのまま二重のラインになるので、術後1~3ヶ月ほどで赤みなどが落ち着いたあとは、目を閉じても「手術をした」ということが周囲の人に気づかれることはなくなるでしょう。
ただ、上まぶたの脂肪にかなりの厚みがある場合は、眉毛下切開法の方が適していることもありますので、診察の上、医師の診断を仰ぎましょう。
まぶたのたるみ治療・重瞼線部切開法の気になるポイント
20〜40万円程度が相場で、脂肪除去を共に行う時は10万円前後プラスされます。
強い腫れは10日〜14日程続きます。また1〜3か月程度、手術後の赤みが残ることがあります。
施術中は局所麻酔や静脈麻酔を施しますので痛みを感じることはありません。術後は、抜糸をする約1週間後まで痛みが続く場合があります。
半永久的に効果は持続しますが、加齢によりさらにたるみが発生すると、二重が変化する場合があります。
切開をする手術ですので、経験の少ないドクターでは安全性が問われます。熟練した技術を持つドクターを選ぶようにしましょう。
術後、まれに視界がぼやける時期があります。角膜の腫れが影響している可能性が高いので、喫煙や飲酒などは控え腫れが引くまで様子を見ましょう。
まぶたのたるみ治療「切開法」の失敗について
まぶたのたるみ治療・切開法での失敗とは
切開法はまぶたにできてしまったたるみ(余剰分の皮膚)を直接切開し、除去する方法です。物理的にまぶたの厚ぼったさやたるみを取り除くことができますが、失敗例についても詳しく見ていきましょう。
切開法では、一人一人のまぶたの厚みや余剰分の皮膚について医師が丁寧に診察し、適切に処置を施していきます。
しかし医師の手腕によってはまぶたの皮膚を取りきれないケースや、反対に取りすぎてしまうといったトラブルが考えられます。手術の際に傷跡が目立ってしまうトラブルも報告されています。
切開法は物理的に皮膚を取り除く手術なので、場合によっては右目と左目で左右差が生まれてしまう場合があります。
切開法で失敗をした場合の修正方法について
切開法で万が一失敗してしまった場合、どのように修正が施されるのでしょうか。
切開法で失敗がみられる場合、それぞれの状態に合わせて修正が施されます。
皮膚が取りきれておらず、たるみが残っている場合には皮膚を新たに切除するか、眼窩脂肪を必要に応じて取り除きますが、皮膚を取りすぎるとまぶたがしっかりと閉じられず「半目」になってしまう場合があるため、除去する皮膚の量をよく考えて施術を行います。
すでに皮膚を取り除きすぎている場合には、脂肪注入や脂肪移植などによって目元のバランスを整えたり、左右差がはっきりと出ている場合について修正を施すなど、医師によって判断が異なる場合があります。
目元のバランスは個人差が大きいため、明らかな失敗が出ている場合は事前に入念なカウンセリングと診察が必要となります。どのような修正手術が必要か、または可能かを見極めながら、慎重に手術を計画していくことが大切です。
まぶたのたるみ治療・重瞼線部切開法の体験者の声
腫れはするけど、その分モチが違うから、選びました。
過去に埋没法を二度受けましたがどうしても戻ってしまうので、ついに切開法に踏み切りました。腫れは埋没法とは比べ物にならないほど長引きます。でも、思い通りのくっきり二重になったので満足。腫れが引くまではつらいですが、その後の安心感のことを考えれば切開法がよかったと私は思っています。
「手術」に抵抗がありましたが、治療後の快適さに感激!
まぶたが視界を遮るほどのたるみだったので、医師から重瞼線部切開法を薦められました。最初は手術という響きに少なからず抵抗がありましたが、治療を受けてしまえばかなり快適です。視界が開けたことに感激しています。もっと早く受けていても良かったかもしれません。
たるみが残ってしまったため再手術
某クリニックでまぶたのたるみ取りの手術を受けたのですが、加減されてしまったのか、たるみが残っており劇的な変化は感じられませんでした。そこで他院でカウンセリングを受けなおし、再手術をすることになりました。二度目はまぶたの脂肪も一緒に取り除いてもらったので、スッキリしたきれいな目元になりました。腫れぼったさがなかなか抜けずに困っていましたが、今度こそ理想通りの目元に仕上げることができました。
傷跡が残ってしまい残念です
たるみ取りの治療を受けて、思い描いていた大きな目を手に入れることができました。ですが、残念ながら傷跡が目元に残ってしまって、手術を受けたことが周りに知られてしまいそうで、ファンデーションなどで必死に隠しています。傷跡を修正する治療もあるそうなので、他院でするか、元のクリニックでアフターケアとして受けようか悩んでいます。