治療後の効果は何年もつの?
注射系は半年、糸によるリフトアップは半年から2~3年、切る手術は半永久的に効果が持続します。
頬のたるみを改善する治療の持続期間は、方法によって異なります。効果が持続しにくいのは注射系で、ボトックスの場合は半年程度です。ただし、脂肪溶解注射はそのなかでも持続しやすいでしょう。糸によるリフトアップでは使用する糸や方法によっても違いますが、一般的には半年から3年程度。切る手術なら半永久的に持続します。
頬のたるみ治療は種類が豊富
- 年齢とともに頬がたるんできたという方は少なくありません。コラーゲンの減少や筋力の低下によって脂肪を支えられなくなり、どうしても頬はたるんでしまうものです。ほうれい線が目立ってくると老けた印象を与えてしまいます。頬のたるみを改善することでほうれい線なども目立たなくなり、すっきりとしたフェイスラインを手に入れることができるでしょう。年齢よりも若く見せる効果も期待されます。たるみの改善方法はさまざまで、どれを選ぶかによって効果が持続する期間も変わります。
- 切るリフトアップは効果が大きく持続期間も長いです。糸を入れて引き上げる方法も、使用する糸や施術法によっては目に見えて効き目が現れます。高周波やレーザー、ボトックスなどの方法は、肌に対する負担が少ない一方で効果も小さいケースがほとんど。持続期間も長くはありません。しかし、照射系の治療法は肌にハリや弾力を与えるなど、美肌効果が期待されるものが多くあります。肌をきれいにしながらたるみを引き締めたいという場合は、照射系の治療が向いているでしょう。
それぞれの治療法の持続期間
- 切るリフトアップ
- 切開をして頬のたるみを改善する方法は、半永久的に効果が持続すると言われています。しかし過剰な食べ過ぎや運動不足で脂肪が増えると、元に戻ってしまうため注意しましょう。
- 脂肪溶解注射
- 注射で脂肪を溶解する場合、切開をする施術と同様に効果は半永久的と言われています。
- 糸によるリフトアップ
- 糸によるリフトアップの効果が続くのは、およそ2~3年だと言われています。糸の種類や方法によっても違いがあり、半年程度しかもたないこともあります。糸を使った施術をする場合、どのような方法で行うのか、どれくらい効果が持続するのかといった点を確認しましょう。
- ボトックス注射・ヒアルロン酸注射
- ボトックスやヒアルロン酸などの注射の効き目は、半年程度持続します。使用する成分は身体に吸収されてしまうため、効果はそれほど持続しません。半年に1回程度継続して施術を受けることで、効果を持続させることができます。
長い間効果が持続する方法
- 切るリフトアップ
- もっとも持続期間が長い方法としては、切る手術が挙げられます。耳の周囲を切開し、たるんでいる部分を切除することで物理的にフェイスラインを引き上げるため効果が大きく、持続しやすいです。糸でたるみを引き上げる方法も、2~3年は効果が持続すると言われています。とげがついた糸を使用した方法であれば、従来の糸を使った施術よりも効果が長く持続するでしょう。
- 脂肪溶解注射
- 脂肪溶解注射のなかでも、脂肪溶解輪郭注射と呼ばれる方法は持続期間が長いとされています。脂肪細胞を分解し取り除く方法で、一度除去した脂肪が再生することはありません。そのため、一度施術を受けてしまえば顔のたるみが戻ってしまうことは考えにくいのです。脂肪分解溶解輪郭注射は引き締め成分も配合されているため、効果を早く実感することができるというメリットもあります。植物や海藻などのエキスを使用しており、肌への負担も少なく安全なのが魅力です。
効果は短いけれど安全な方法
- 切除してたるみを改善する施術や、糸でリフトアップする方法は、高い効果が得られるうえに持続しやすいです。しかし、傷跡が残る、感染症のリスクがある、腫れや痛みなどが残る期間が長いなどといったデメリットのことも把握しておかなければなりません。また、切る方法に抵抗がある方もいるでしょう。切りたくないけれど頬のたるみを改善したいという方におすすめなのが、ボトックスやヒアルロン酸を注射するだけの治療です。
- ボトックス注射による頬のたるみ改善効果は、半年程度と短いです。しかし注射をするだけで痛みはそれほどなく、ダウンタイムもありません。私生活が忙しい方にとって、施術時間が短いのもうれしいポイント。安全性の高い成分なので、安心して受けられます。ヒアルロン酸も同様に半年程度の効果しかありませんが、気軽にできる方法です。短い間で済むため、負担なく顔のたるみを改善したいという場合は注射系の治療を選ぶと良いでしょう。