リンパの滞りはたるみを悪化させてしまう要因となります。たるみを悪化させないためにも、日頃からリンパマッサージを行うといいでしょう。おすすめのマッサージ法紹介します。マッサージする際に気をつけたいことと、手抜きしたいときに便利なたるみ改善グッズも併せてご紹介♪
スキンケアと一緒にできる♪お手軽たるみマッサージ
顔は毎日重力によって下に引っ張られていますから、マッサージも毎日行って積み重ねることで大きな効果を発揮します。マッサージをする時間帯は、朝と夜のスキンケア時、1日2回が効果的。特に、血行が促進されているお風呂上がりがおすすめです。
たるみ予防に効くマッサージ方法をご紹介します。
- 保湿力の高いマッサージクリームやゲルを、大きめのマスカット1粒大を手のひらにとり、顔全体と首に伸ばす。
- まずは、老廃物を流す道を通すためにも、首すじのリンパを上から下へすりおろす。左右各10回。
- 親指をあご先にあて、耳に向かってフェイスラインに沿ってすべらせる。少し痛いくらいの力で、5~10回。
- 親指の腹を使い、口角から耳へ、頬骨の下から耳へ、小鼻横から耳へと流していく。さするような力加減で、各3回。
- 中指の腹を使い、目の下、眉の上、こめかみをプッシュ。
- 親指の腹を使い、眉の下をプッシュ。
- 最後に、首のリンパを各10回もう一度マッサージして、鎖骨のツボを指で押して終了。
最初は面倒でも、覚えこんでしまえばスキンケアのフローのひとつとして、毎日続けることが出来ます。意識的に毎日のスキンケアに取り入れていきましょう。
美顔器など、たるみグッズを効果的に使おう!
マッサージの効果を底上げしてくれるたるみ対策グッズを使わない手はありません。高級品からプチプラコスメまで多数の商品が発表されているので、こうしたグッズを使えば時間がないときや、疲れていてケアが面倒なときでも簡単にたるみ予防ができます。自宅で手軽に使えるグッズを一部ご紹介しましょう。
- 【美顔器】
- 超音波振動+イオン導入タイプの美顔器「エステナードソニックROSE」や「ツインエレナイザーPRO」、ゲルマニウムボールと微弱電流で細胞を活性化する「Prona」などがおすすめ。顔のたるみだけでなく、二の腕や太ももなど全身に使える美顔器も多数。
- 【サウナマスク】
- お風呂で使えるタイプのリフティングマスク。お風呂に入るときに装着すると、ラッピング効果でサウナのように発汗。シリコンの突起が付いたタイプのものなら、たるんでいる顔のツボを刺激して顔全体をスッキリさせます。
- 【表情筋トレーニンググッズ】
- たるみの原因である表情筋の衰えを防ぐためのグッズ。「フェイシャルリフトアトワンス」は、口にくわえてぶるぶる振動させることで、口輪筋をはじめ表情筋をバランスよく刺激します。マウスピースのような形で、口にくわえて伸ばしたり縮めたりするだけで表情筋トレーニングになる「スリムマウスピース」も注目。
マッサージ前に確認!注意することリスト
セルフマッサージをしていると、無意識に逆効果になってしまうようなこともやってしまいがちです。マッサージをする際は、下記のことに注意しましょう。
- 【必ずリンパの流れに沿って行うこと!】
- リンパの流れに逆らってマッサージをすると、老廃物を流すどころか逆に溜めこんでしまうことになります。それでは逆効果なので要注意。
- 【マッサージのやりすぎには注意!】
- マッサージは、決められた分数や回数を守るようにしましょう。マッサージをやりすぎると、コラーゲンなど皮下の重要な成分が破壊されてしまい、皮膚が伸びることで、逆にたるみを引き起こす可能性まで出てきてしまいます。
- 【ニキビ部分は避けよう!】
- ニキビができている部分に指を当ててマッサージを行っていると、炎症が悪化する恐れがあります。ニキビは絶対触らないこと!
- 【力を入れすぎないように気をつけて!】
- リンパマッサージは強く圧をかけて少し痛い程度が丁度いいのですが、目の周りなど、皮膚の薄い部分は力を入れてはいけません。デリケートな部位は軽くなでるように行いましょう。
- 【マッサージクリームを用意しよう!】
- 摩擦によって乾燥や皮膚を傷つけることを防ぎます。マッサージ専用のクリームが売ってありますので、そうしたグッズを手に入れることをおすすめします。